GR8EST 名古屋から大阪の1ヶ月の重さ

メインボーカルというバンドとしては大きな存在に空席が一瞬でもできてしまった
6人の関ジャニ∞

そして検討に検討を重ねた結果
慌ただしくも遂行を決定した

「KANJANI'S EIGHTERTAINMENT GR8EST」ドームツアー

名古屋参戦した私の正直な感想は「未完成」だった


渋谷すばるくんの脱退を受け入れて
安田章大くんの状態も思っている以上に芳しくなく
そのなかで様々な事を考慮した歌割りを練り直し、
歌だけではない。ダンスもそう。
フォーメーションも編成し直しただろうし、
もちろん、楽器編成も同じ。


普通に考えて、たった4ヶ月程度で
個々に持っている仕事も遂行しつつ、
合間をぬって作業を繰り返し、繰り返し、繰り返し、繰り返し.......
「完成」とは程遠くて当たり前である。


たとえ「未完成」であっても
「ステージに立って6人の関ジャニ∞を見せる事」に意味がある。と
確か、何度かそう言っていた村上信五さんの信念というべきか、
「ファンを安心させたい」それには”無”の時間があってはならないと
思ったのではないかと1ファンとして解釈していた。

 


そして名古屋。
頭では解っていたが本当に「未完成」だった事に正直、がっかりした。


ハモりの人がリードを取る事は以外と難しい。
だって十何年も自分に叩き込まれた音取りが染みついている。
それをそう簡単に何十曲も変えるなんて至難の技
歌うことだけでも神経がすり減るだろうと思う。

だから、丸山くんや大倉くんの本来魅力的だった声質が
リードを取ることで不安定な音程で頭出ししてしまう。
そして見ているのも辛かった安田くんの状態。
それは実際目にしてみて、思っていた以上の大変さを突きつけられた。
「6人の関ジャニ∞」が心配で仕方なかった。全てにおいて。
「時間をかけて見守っていこう」と腹をすえた。
「ツアーが終わる頃にはある程度の形になるといいな....」と。

名古屋が終わって
メンバーが安田くんについて触れていた
「本当にギリギリだった」と。
「次の公演まで1ヶ月あるので」と。

 

そして1ヶ月。
迎えた大阪公演。

正直。
ただただ、安田くんが少しでも良くなっていればいいのに....と
その心配しか考えていなかった。
そう、肝心のステージには何の期待もなかった。
「未完成度がヒドかったから」

 

 

 

 

 

 

しかし、京セラの彼らは別人のようだった
いや、別人だった。

おいおいおいおいおい........マジか......
開いた口が塞がらなかった

ベースのチューニングも見事にバンドに溶け込むようになっていて
ドラムは恐ろしいほど力強く
ギターは見事に美しく絡み合い
本当に全ての楽器が見事にバランス感覚を保っていた。

そして何より。錦戸亮くん。

彼の声質は魅力的ではあるが、
なかなかリードとしての個性という面では
難しいタイプではないかと思っていたが.........
いやいやいやいや........ 声のタイプとかそんなのじゃなかった。
なんと言えばいいか....
彼の思いや気迫が声に乗って口から出てるとでも言うか
あれは彼の天性の素質なんだろうか。
「NOROSHI」を歌う彼の姿を私はあんぐりと口を開けた状態のままで
見入ってしまった。

そう。ペンライト握ったままで時間が止まったかのように
私が今まで 錦戸亮くんの歌に感じたことのない力に圧倒された(笑

 

渋谷すばるくんのパートは安田くん、丸山くん、錦戸くんがメインで。と
そう言われていたように記憶していた。
もちろん、6人がそれぞれ歌割りをしているが、
錦戸くんの緩急に脱帽した。

あれは彼の持つ天性の才能。
人を惹きつけるなにか。
間違いなくそうなんだろうな....と全身で感じた。

 

たった1ヶ月であれほど6人がそれぞれ成長するなんて
いやはや、感服した。

安田くんもかなり順調に回復した姿を見せてくれて心から安心できた。

 

もちろん、自分のパートを入り忘れたりはあるけれどそれはご愛嬌←少し甘い
音を奏でることを仕事としているレベルとしては
1ヶ月前のレベルとは本当に本当に雲泥の差であった

 

ここにきて改めて

「ステージに立って6人の関ジャニ∞を見せる事」に意味がある。ことの
重要さを見せつけられた。
そう。「進むんじゃない 進めるんだぜ」なんだと。

 

さすが 関ジャニ∞ だと。
やっぱ、彼らは凄い。

本当に凄い。

貴方達のファンであることを本当に誇りに思った。