今、これからの関ジャニ∞に求めるもの

大倉忠義さんが言ってた。(※以下、ニュアンスです)

当たり前であったことが当たり前でなくなった時に
今までは”馴れ合い”になっていた部分にたくさん気付かされ
改めて気が引き締まり、そして皆んなが色々考え
「絆は深まったと思う」と。


きっと多くのファンもそうだと思う。
関ジャニ∞に対するそれぞれの思いは、それぞれの形で強くなったと思う。

 

不祥事などの強制的な処置でのメンバー脱退ではなく
別の道を選んだ ある意味、前向きな脱退。
ターニングポイントになったのは間違いない。

 

 

そして、私の思うこれからの関ジャニ∞に求めるのは

セルフアルバムを制作してほしいということだ

 

 

 

キャッチーで明るいというイメージの関ジャニ∞だが
渋谷すばるさんを筆頭に ここまでの14年という歳月をかけて
様々な模索を繰り返し選択し、ブレずに取り組んできたバンド活動の中で
今まで参加したことのないフェスなどで、技術的な部分も含めて
”アイドル”というアイコンに興味の無い人にも
「悪くない」と言われる音楽を発信するようになってきた。

 

その中心だった彼がメンバーでなくなった今、
ターニングポイントを関ジャニ∞らしくステップアップのチャンスとして
セルフアルバムを制作してほしい。

 

TVの音楽番組では提供されたキャッチーな曲や
タイアップイメージを大事にするパフォーマンスを続け、
今までのようなキャッチーな関ジャニ∞を見せることは良いと思う。
だが、”こう見えて実は...結構やるんです”ということを見せつけてほしい

 

セールスや話題性といったことを考慮すれば
有名なアーティストや話題性のあるアーティストに曲提供して頂き
それを彼らの色に染めて発信することも大事だとは思う。
一線で生き残るにはそれも絶対的に必要な要素だから。

 

だからこそ、その対にある
「リアルな関ジャニ∞」を発信するのも必要ではないかと思う。
それこそが「セルフアルバム」ではないかと......。

作詞作曲できるメンバーがいるのだから。
関ジャニ∞の音楽」をもっともっと発信する時期ではないだろうか
ある意味、それこそがこの先にある「渋谷すばる」という
これから生まれるであろうアーティストとの対等なディスカッションに繋がる。

 

ロックもPOPも、そしてジャニーズミュージックも
全部ひっくるめて「深まった絆」の集大成を音楽でも見せてほしい。

 

 

拳を突き上げれる曲を作り、叫ぶように歌い、
キラキラの衣装にピッタリの曲を作り、キラキラと踊り、
わちゃわちゃと楽しくMCで関西弁をまくしたて大笑い。
それが全部自分たちが生み出した物。
そんな多才なミュージシャンいないよ。

それこそ最高で最強だと思うんだわ。

GR8EST 名古屋から大阪の1ヶ月の重さ

メインボーカルというバンドとしては大きな存在に空席が一瞬でもできてしまった
6人の関ジャニ∞

そして検討に検討を重ねた結果
慌ただしくも遂行を決定した

「KANJANI'S EIGHTERTAINMENT GR8EST」ドームツアー

名古屋参戦した私の正直な感想は「未完成」だった


渋谷すばるくんの脱退を受け入れて
安田章大くんの状態も思っている以上に芳しくなく
そのなかで様々な事を考慮した歌割りを練り直し、
歌だけではない。ダンスもそう。
フォーメーションも編成し直しただろうし、
もちろん、楽器編成も同じ。


普通に考えて、たった4ヶ月程度で
個々に持っている仕事も遂行しつつ、
合間をぬって作業を繰り返し、繰り返し、繰り返し、繰り返し.......
「完成」とは程遠くて当たり前である。


たとえ「未完成」であっても
「ステージに立って6人の関ジャニ∞を見せる事」に意味がある。と
確か、何度かそう言っていた村上信五さんの信念というべきか、
「ファンを安心させたい」それには”無”の時間があってはならないと
思ったのではないかと1ファンとして解釈していた。

 


そして名古屋。
頭では解っていたが本当に「未完成」だった事に正直、がっかりした。


ハモりの人がリードを取る事は以外と難しい。
だって十何年も自分に叩き込まれた音取りが染みついている。
それをそう簡単に何十曲も変えるなんて至難の技
歌うことだけでも神経がすり減るだろうと思う。

だから、丸山くんや大倉くんの本来魅力的だった声質が
リードを取ることで不安定な音程で頭出ししてしまう。
そして見ているのも辛かった安田くんの状態。
それは実際目にしてみて、思っていた以上の大変さを突きつけられた。
「6人の関ジャニ∞」が心配で仕方なかった。全てにおいて。
「時間をかけて見守っていこう」と腹をすえた。
「ツアーが終わる頃にはある程度の形になるといいな....」と。

名古屋が終わって
メンバーが安田くんについて触れていた
「本当にギリギリだった」と。
「次の公演まで1ヶ月あるので」と。

 

そして1ヶ月。
迎えた大阪公演。

正直。
ただただ、安田くんが少しでも良くなっていればいいのに....と
その心配しか考えていなかった。
そう、肝心のステージには何の期待もなかった。
「未完成度がヒドかったから」

 

 

 

 

 

 

しかし、京セラの彼らは別人のようだった
いや、別人だった。

おいおいおいおいおい........マジか......
開いた口が塞がらなかった

ベースのチューニングも見事にバンドに溶け込むようになっていて
ドラムは恐ろしいほど力強く
ギターは見事に美しく絡み合い
本当に全ての楽器が見事にバランス感覚を保っていた。

そして何より。錦戸亮くん。

彼の声質は魅力的ではあるが、
なかなかリードとしての個性という面では
難しいタイプではないかと思っていたが.........
いやいやいやいや........ 声のタイプとかそんなのじゃなかった。
なんと言えばいいか....
彼の思いや気迫が声に乗って口から出てるとでも言うか
あれは彼の天性の素質なんだろうか。
「NOROSHI」を歌う彼の姿を私はあんぐりと口を開けた状態のままで
見入ってしまった。

そう。ペンライト握ったままで時間が止まったかのように
私が今まで 錦戸亮くんの歌に感じたことのない力に圧倒された(笑

 

渋谷すばるくんのパートは安田くん、丸山くん、錦戸くんがメインで。と
そう言われていたように記憶していた。
もちろん、6人がそれぞれ歌割りをしているが、
錦戸くんの緩急に脱帽した。

あれは彼の持つ天性の才能。
人を惹きつけるなにか。
間違いなくそうなんだろうな....と全身で感じた。

 

たった1ヶ月であれほど6人がそれぞれ成長するなんて
いやはや、感服した。

安田くんもかなり順調に回復した姿を見せてくれて心から安心できた。

 

もちろん、自分のパートを入り忘れたりはあるけれどそれはご愛嬌←少し甘い
音を奏でることを仕事としているレベルとしては
1ヶ月前のレベルとは本当に本当に雲泥の差であった

 

ここにきて改めて

「ステージに立って6人の関ジャニ∞を見せる事」に意味がある。ことの
重要さを見せつけられた。
そう。「進むんじゃない 進めるんだぜ」なんだと。

 

さすが 関ジャニ∞ だと。
やっぱ、彼らは凄い。

本当に凄い。

貴方達のファンであることを本当に誇りに思った。

渋谷すばる。そして愛おしきかな 関ジャニ∞

正直、まさかだった。
でも、「関ジャム」に対しては危惧してた。

私はそこそこ音楽に関わる知識や周りの環境があって
「関ジャム」はつまらない番組だと思っていた。
解りやすく音楽の知識を広く伝える。という意味では、
視聴率も含め、正解の番組なんだろうなという程度に思っていた。



きっと渋谷すばるくんは、ジャニーズという環境に幼い頃から入り
一般的な洋楽や様々なジャンルの音楽に
どっぷり浸かることのない環境だったのだろう。
多感な時期に、刺激的な海外のミュージシャンのライブに足繁く通ったり、
何度も何度も聞き込んで、研究したり。
好きなミュージシャンのルーツを探るべく、探求したり。。。

で、この時期になって、あの番組に携わり、
音楽の奥深さを知り、楽しくなって、音楽に対する欲望が爆走しちゃったんだろう。

あれだけの音楽だけで飯を食っている人たちに
毎週毎週、奥の手をチラチラ見せられて
根っこの部分で音楽が好きな人間にしたら、たまったモンじゃない。

言い方は悪いが、「遅かりしデビュー」なんじゃないかな。と。
そう「高校デビュー」とかの類。

 

 

ただ、私の想定外だったのは
たとえ音楽知識に対する欲望が爆走しても
渋谷すばる」は「関ジャニ∞」を見捨てることはしない。と思っていたこと。

見捨てるという言葉には語弊があるかもしれない。

「見切る」なのか、「守らない」なのか、「放棄」なのか。
しっくりくる言葉は見つからないが、、、

 

もともと、渋谷すばるさんには甘いメンバー。
彼の決断を許す苦渋の決断だったと思う。


ここではあくまでも、私個人の意見として
渋谷すばるさんの楽曲は、曲構成やメロディに
ジャニーズ独特のJ-POP臭が染みついている。
良く言えば「魂 臭さ」「万人に受け入れられる絶妙なダサさ」
それなのに、新しいテクニックや音を入れ込む。
それが微妙に融合していない感が否めない。
だからこそ「関ジャニ∞」らしいのだと思っていた。

 

その点、錦戸くんの作る曲は良くも悪くも「王道、ど定番のロック」
そして、安田くんの作る曲は「程よい流行曲」
聞いてきた音楽や環境、そして感受性の違いだろうと思う。

ちょっと音楽理論の話にそれたので、元に戻すと、、

 

その音楽知識に対する欲望をつかむことで
多くの人を悲しませる事になると言う事は
きっと彼なりには理解しているつもりだろうが、
私は正直、値しないと思っている。
(あくまでも個人的意見です)

 

渋谷すばるさんがどういった音楽を追求し、
どういった音楽を目指し、どういった表現者(ミュージシャン)に
なりたいのかは計り知れない。

しかし、私は「音楽」というのは、
多感で人間が出来上がってない思春期までに吸収する情報の重大さがある

年を重ねるごとに、良くも悪くも人間は自分という色が出来上がってしまう。

そうなってから自分のやりたい事を追求すると
結局はマスターベーションにしかならない。
大倉さんの言う通り
関ジャニ∞をやりながら」するべき事だったと私も思う。
しかし、それを究極に突き詰める事こそが
渋谷すばるらしさ。でもあるのだとは思うが。。。。

 

 

 

村上信五さんが

「メンバーとしては嫌でも、一人の男として考えれば頑張れ!と言うはずやと思った」

この言葉が全てだと思う。

男はロマンを追い続けるものだ。
でも、そんな身勝手な事をしていれば社会的に成立しない。
迷惑をかける人が多ければ多いほど、そのはずだ。

 

渋谷すばるさんという人に甘かった関ジャニ∞
迷惑を被ってでも、なんとか追求させてやろうと
わがままを受け入れてしまった関ジャニ∞に愛おしさしかない。


 

村上信五さんと横山裕さんは長男。
自分が犠牲になる事に慣れている。
渋谷さんは次男。
自由奔放。

これもあったんだろうな。

 

 

 

今となっては大好きな関ジャニ∞を乱し
渋谷すばるの音楽心にいらぬ火をつけた「関ジャム」という番組が
私は大大大大大大嫌いになった。

あのレベルのセッションは軽いお遊びだよ。
ほんとしょうむない。

 

 

 

身の丈を知ってて欲しかった

 

残念だった

 

あほやで。ほんまに。
あんなに思ってくれてる人達を断ち切ってまで。

私にはその価値がわからない。

まさかの関ジャニ∞との出会い

 

 

 

私は関西人。
関ジャニ∞」は個人で昔からTVで見かける程度。
メンバーの人数、ましてやそれぞれのフルネームさえも知らなかった。

聞くのはもっぱら洋楽。
中高生でヘビメタにまで移行するほど、様々なジャンルの音楽を網羅して
聞き倒すほどの音楽好き。

 

足を運ぶのはライブハウスか外タレさんの来日コンサート。
そんな私がある日を界に「関ジャニ∞」にのめり込んだ。

 

友人が昔からのジャニヲタで
あらゆるジャニーズのDVDやBDを我が家に遊びついでに持ってきては
リピートし続けるという行為を行なっていたのですが、
正直、私は全く持って「無関心」だったのです。

それは偶然見ることになったBD
関ジャニ∞ KANJANI∞ 五大ドームTOUR EIGHT×EIGHTER
 おもんなかったらドームすいません」


私:「今日は誰持ってきたん?」
友人:関ジャニ


「知ってるで。関西の子らやんな?」
「そう」
「ふーん....」
(BD挿入して再生ぽち。いつもの通り見ずもせず画面スルー)
〜しばし、いつものように友人としょうもないトーク開始〜
「ん?..........」


”宇宙に行ったライオン”が流れ、ふと耳に入る音が気になり
画面を見ると、、、驚くことにバンド編成になってるではないか!

「.........この子らマジで演奏してるん?」
「あ、そうやで」
「ふーん....」

 

はい。ちょびっと気になり出しました!

そう。まさかだったのです。
ジャニーズがバンドなんて。
それもそこそこ垢抜けた楽曲を演奏してるなんて。

「曲も作るからな。この子ら」
「え?!」

 

とはいえ、正直、その頃の関ジャニ∞の演奏スキルは
大したことはなかったので、「ま、この程度か」と。
※私の周りには音楽関係者が多いので辛口スミマセヌ

〜友人としょうもないトーク再開〜

 

ふと画面を見ると、、、驚くことにさっきまでバンドしてたのに
コントしてるではないか!!!!
(∞レンジャーは当時の私にとってはコント扱い)

 

「コンサートにこんな事するん?」
「そうやねん(いたって普通のトーン)」
「.............」

 

なんじゃこりゃぁーーーー?!
このポテンシャルなにっ??!!
おまけにそこそこ真剣に取り組んでますやん!!

じっと見ている私に友人は

「これもこの子らが作ってるねんで」
「.............演出とか?脚本的な?」
「そう。横山。黒いのん着てる子」
「ふーん........」

 

さすが関西人やなぁ......お笑い要素も入れるんか.....と、
若干気になりつつも友人としょうもないトーク再再開

またふと画面を見ると

 

めっちゃ踊ってますやーーーん!!
さっきとは別人の顔して
踊ってはりますやーーーんん!!!

 

「ジャニーズ要素も出すんや.....この子ら」
「そらそうやん! ジャニーズやもん(笑)」

 

はい。凝視でした

 

なんと器用でチャレンジ精神が強く、
色々な面を見せるライブなのかと驚愕したのです

 

今まで見せてもらった、たくさんのジャニーズ系のライブは
ほとんどが歌って(口パクも有) 踊る。
MCの内容はファンじゃないから解らない。(共有出来ない)
「これぞジャニーズ。カッコイイ」的なもので、
それらをカッコいいと思えない自分にとっては
全く触覚が動かないのでした。

 

そして最後のMCに横山くんが少しお話をしてました

「皆んな辛いことや楽しい事、色々あると思います。
 そう......僕もありました」

 

「この子、何かあったん?」
「あぁ、お母さん亡くなりやってな......」

 

私はそんな事を話すアイドルを初めて見た。
だって言わなくてもよい。辛いんだから。
それをあんな目でファンに向かって話す人。
その等身大の魅力に驚いた。

 

それから「関ジャニ∞」というジャニーズバンドを聞いてみようと思った
で、初めて耳にしたのが「FIGHT」



面白いほどのフルコースの楽曲構成(笑
嫌いじゃなかったよね!!!!!!
 

てか、なかなか良かったよね!
リピートしちゃうよね!!!!!


そこからは音楽好きの宿命。
過去作品も聞き出して、正直「ひどいなぁ...w」と思う作品もありつつ
今まで触れなかったアイドル邦楽という世界に足を突っ込み、
関ジャニ∞」に興味ぷんぷんになっていったのです。

最後に言わせてね


ありがとう!友人!!!!(笑)
おかげで楽しい人生になったよ!!

 

※注記
現在もその友人と関ジャニ∞のヲタ活しておる次第です